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社寺・仏閣建築

阿含宗総本山総本殿
寺社、仏閣専門建築とは、一般の建築とは異なり、熟練された経験と技術が必要となります。
特に当社代表松田寅和においては、寺社、仏閣建築物の出入り口上部などに見られる唐破風(からはふ)様式という技能に優れており、その高度な技術において国、奈良県からも宮大工としての表彰を受けております。

また松田工務店では、伝統の工法を受け継ぎ、さらに今の時代に合った工法も行っております。
天龍寺大方杖
奈良県をはじめ全国で数々のお寺、神社、仏閣など100件以上の施工実績があります。阿含宗総本山総本殿、橿原神宮神楽殿復元、天龍寺雲居庵僧堂、比叡山延暦寺法華総持院復元、三十三間堂など、長年培われた寺社・仏閣専門の工務店として信頼できる誇りと実績があり、その実績が認められ、各機関紙や新聞などにも多数掲載されました。

社寺・仏閣建築修理・改築

神社・仏閣などの建築を専門にする「宮大工」が文化財の保護・ 補修に欠かせない調査と修復・復元作業を行います。 日本の木造建築技術には世界に誇れるものが数多くあり、 それらを後世に残していけたらと考えております。
古い建築物の解体や修理を通して感じることは、 完成された完璧な技術ばかりで、私どもははるか昔にやってきたことを真似ることしかできませんが、 現実には国産の木材以外の材料を使い、建築安全基準の規制などに対応していく必要があり、中には鉄骨の使用が義務付けられた建物でも、周囲との調和を図るために木材に見えるように仕上げたりしております。
木は最も素晴らしい建築材料であり、正確な復元や修理は もちろん大切ですが、大規模木造建築という分野では新しい技術を どう生かしていくかということも、広い視野を持って、社寺・仏閣建築の修理・改築を行っております。

社寺・仏閣建築耐震補強

火災で焼失した神宮や寺・御社なども復元いたしますが、長い年月を経た神社・仏閣建築は現代のような耐震工法は施されていないため、柱なども細く強度的なことは考えられていません。当社では外観を崩さずにどう補強するかを設計者や構造計算を行う者と練りあって、ステンレスの鋼材を使って基礎と柱を固定し、揺れに対する材料を壁の中に入れる方法で補強したりしております。宮大工はコンクリートや鉄筋を用いず、材木しか使ってはならないという固定観念を持たず、RC造に木を組み合わせた工事なども行っております。

社寺・仏閣建築設計・施工

宗教建築を建てることを「普請(ふしん)する」という言葉で表します。普請の意味は「自然の恩恵を受けてやらせてもらう」ということで、宗教建築には、普請することで人の心をまとめるという意味があります。いろいろなものが組み合わさって世の中が成り立っているということを語るために建築を行うのです。当社では、使用する木材を一本一本検品しております。特に唐破風施工に自信があり、昔ながらの伝統を受け継いだ職人が施工を行っております。大型の建築物を作る際には、実際に作るものと同じだけの部材の数をそろえて、全く同じものの建築模型をつくり、施主様に見ていただき出来上がりをイメージしていただいております。

唐破風(からはふ)様式とは?

 「破風」とは切妻屋根の切妻部分についている装飾用の板のことで、通常直線的ですが、中央部分を弓形に反り、左右になだらかな流れる曲線をもった破風のことを唐破風といいます。
平安・鎌倉時代に始まり、主として社寺建築の向拝などに用いられ、城郭建築や住宅建築にも応用されています。
この寺院建築の顔といえる唐破風様式は、微妙な曲線が特長ですが、松田工務店では、曲面カンナの曲げや、溝きりカッターの刃などにさまざまな工夫を凝らすことで、その優美な曲線を製作することに成功しました。
松田工務店は、比叡山延暦寺華総持院、阿含宗総本山総本殿など全国の寺院建築に数多く唐破風施工を行ってまいりました。
阿含宗総本山総本殿
向拝詳細:
破風板・懸魚・茨垂木・笈形等の
彫り物、破風紋付金物・
破風中散金物等の
豪華な彫り物・錺金物で
装飾されています。

社寺 ・ 仏閣のことなら安心・丁寧・豊富な実績のある松田工務店へ
 
社寺 ・ 仏閣の修理 ・ 補修、耐震補強、設計 ・ 施工 ・ 模型のことなら何でもご相談下さい 。 お気軽にお問い合わせ下さい。 

TEL: 0744-35-3141
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